2005年中途入社 / エンタメ事業 / 企画職 / N.I
入社を決めた理由
音楽が好きで新卒入社したオーディオメーカーは、3年間働き退職。その後、個人でガラケーの着メロや着うたの制作や編集業務を請け負いながらバンド活動を続けていました。メジャーデビューを経験したりもしましたが、解散するタイミングで見つけたのがエムティーアイ。音楽を仕事にできそうなこと、また企画職への興味があり、入社を決意しました。
入社後の仕事の経緯
- 1.着メロ、着うたの企画・ディレクターを担当
- 2.SNSサービスをプロデューサーとして立ち上げ
- 3.エンタメ事業の事業部長を担当
- 4.『music.jp』の新規サービス立ち上げ担当
- 5.音楽・動画・電子書籍事業を統括
現在の仕事
現在は、『music.jp』を統括しています。『music.jp』は音楽サービスから始まり、現在は動画配信や電子書籍のサービスをひとつに統合した事業ですが、さらにどのようにサービスを横展開させて事業を伸ばしていくのかを考えています。統合したことにより、音楽サービスという一つの視点だけではなく、デジタルエンタメコンテンツという広い視点で見ることができるので、まだまだ開拓する余地があります。すでに築いてきた基盤があるので、その土台を活かし、アイデアを組み合わせて企画を考え、実現へ導くことが私の仕事です。
今の自分をつくったストーリー
鍵は、シナリオの描き方。
企画を組み立てることが好きで、ひとつの情報から「こうすると上手くいく」「こうすればおもしろくない?」とアイデアがどんどん湧き出てくるタイプです。今でこそ、アイデアとマネタイズの両軸でどう事業が成り立つのかを当然考えるのですが、当初は「継続すれば絶対に上手くいく」という根拠もない過信で苦い経験もしました。入社2年目の頃。初めてSNSのサービスを立ち上げたのですが、なかなか一般公開ができないという不安定な状態が2年間も続きました。その後、世の中の動向からゲームにシフトチェンジし、80人規模の事業の部長を任せてもらいました。しかし、うまく軌道に乗せることができず最終的には事業をたたむことに。今振り返るとアイデアが独りよがりだったと思います。本質的なユーザー視点とビジネス視点のバランスがとれたシナリオを描くべきだと身に染みて学んだ出来事でした。
この事業は、
うちがやるべきことなのか。
エンタメから『music.jp』のチームに配属となった後は、音楽と社会をつなげるという新しいミッションのもと、6人程のチームで新規サービスをつくっていました。中にはブレイクしたサービスもありましたが、「エムティーアイが提供したい価値なのか」、会社の事業と未来を考えた時に「うちがやるべきことなのか」という議論の末に、撤退することになった事業もあります。僕の仕事は、「何をやりたいではなく、どうあるべきなのか」を考え企画をすること。音楽、動画、コミックとサブスクリプションサービスは溢れていますが、そんな中で『music.jp』が持つ価値を改めて考え、未来を見据え、事業創造をしていくことが大切なのだと思っています。
入社してからたくさんの失敗を経験してきました。何度も新サービスの立ち上げを任せてもらったけれど、うまく成果が出せなかったことの方が多いかもしれません。それでも会社は、チャンスを与え続けてくれた。だからこそ失敗を失敗で終わらせることはなく、改善と挑戦を続けていくことが大切なのだと思っています。走り続ければ、未来は必ず切り拓ける。僕はそう信じています。
叶えたい未来
これからの時代において、万人受けではなくコアな ユーザーに寄り添ったサービスを生み出し、 その集合体でビジネスをスケールさせる。
その他の社員
※担当業務や所属部門はインタビュー当時のものです。